配属希望者へ

 大和研究室は、学内の配属希望者、高等専門学校からの大学院進学希望者、他大学からの大学院進学希望者、社会人博士課程希望者を歓迎します。特に、博士課程への進学意欲がある方を歓迎します。見学や相談は随時受け付けています。お気軽に 大和(yamato (at) go.tuat.ac.jp) までメールでご連絡ください。学内の学部3年生の方は、10月に学科主催の研究室説明会・見学会もありますので、あわせてご活用ください。
なお、留学生の方は For Prospective International Studentsもご参照ください。


 大和研究室は生産工学分野の研究室です。先端的なデジタルシミュレーションや計測技術に加え、最適化・信号処理・機械学習/AIなどのデータサイエンスを駆使し、工作機械・産業用ロボット・加工プロセスの制御と知能化に取り組みます。対象が工作機械や加工プロセスである以上、シミュレーションと実験の往復を重視します。新しいコンセプトや理論の構築、検証用シミュレーションの実装、実験セットアップの設計・構築、データ解析まで、一連のプロセスを教員と協力しながら経験することができます。その分、大変なこともありますが、熱意と気概を持って研究に取り組んだ先には、研究者・エンジニアとして必要な多くの学びがあるはずです。
 また、生産工学分野は産業界との距離が近く、第一線で活躍するエンジニア・研究者との交流、現場見学、共同研究のチャンスが多くあります。研究に対して率直なフィードバックを得ながら、社会とのつながりや実応用を意識して研究を進められます。

 大和研究室は、自ら課題を見つけ、試し、磨き上げる姿勢を大切にします。教員が一方的に教え指示するのではなく、学生も一人の研究者として対等に意見を出し合い、協働して研究を前に進めるスタイルです。そもそも研究は、既存にないものへ道を切り開く営みです。良い研究のためには、日々少しずつでも前進させる自主性と時間の確保が重要だと考えています。大学生活は、何かに思いきり打ち込める貴重な時期です。その時間を研究で最大限に活かしてほしいと思います。企業も「何かに本気で取り組んだ経験」を高く評価しており、理工系では研究活動がその代表例です。学生1人ひとりが研究に集中できるよう、支援体制と環境を最大限整えます。

(続きは後程)